書評:ファストフードの恐ろしい話- アシタカの猛読日記(No.1)

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1.『ファストフードの恐ろしい話』


『ファストフードの恐ろしい話』というのでトイレの花子さんのように、
何かおどろおどろしい話が聞けるのかと思いきや、
それほど恐ろしい話ではありませんでした。


恐ろしい話とは基本的に、日本で最も有名なハンバーガーチェーン店で
1.落とした食べ物を使用したり
2.賞味期限が切れた食べ物を売ったり
3.異物混入(去年あたり話題になりました)
が行われていたという話です。*
(*) つい最近も遺物混入がありましたね。


内容が薄い本書でしたが、
ビジネスを行っている僕としては興味深い箇所があったので、
紹介しましょう。

それは最も有名なハンバーガーチェーン店のメニューの原価についてです:

=================

全体的に冷たい飲み物の原価率が低い。
中でもウーロン茶は2パーセント程度と最も低い結果になっている。


温かい飲み物も、
ホットコーヒーは10パーセント以下で
比較的原価率は低い。


ハンバーガー類の原価は基本的に30パーセント前後。
仮に1個200円とすると原価は60円ほど。
意外に原価が高いことが分かる。


プリンやアイスクリームといった専用容器に入っているメニューは、
容器代がかさむこともあり、原価率は40パーセントを超えるものもある。


そこで、原価率の低いドリンクやサイドメニューを一緒に買ってもらうよう、
セットメニューを豊富にするなどの工夫がなされているというわけだ。

=================

ウーロン茶の原価率が2%って・・・
これじゃ濁った水じゃないか。


そうそう、ケーキでもそうだが、
容器が結構高いんですよね。


企業活動を続けていく上で、
売り上げではなく、利益を上げて行かなくてはいけないので、
セットメニューを充実したり、
「ご一緒にポテトはいかがですか?」などと言って(← 要りません)、
原価率の低いポテトやドリンクをクロスセルをしている訳か。


『金持ち父さん 貧乏父さん』でも言われている様に、
Mにはこのような「優れた販売戦略」があるので、これほどの成功を収められています。


販売戦略の中には、他にも
「膨大な量のマニュアル」(25000項目以上)があって、
「手順の1つ1つが驚くほど細かく説明されて」おり、「マニュアル通りに作業すれば、
どんな新人でもベテランと同じことができる」ようにしています(P123)。


レストラン経営でも、
レシピを細かく書いて、新人であってもシェフが作り方を学べるようにすることが大切ですが、
マクドナルドは極めて細かくマニュアル化することで、効率化を徹底でき人件費削減に成功しています。


もう一つ特筆すべきマーケティング戦略は、
フランチャイズ権の販売です。


コンビ二と同じ様に、
本社に忠誠を誓う形で、店舗のオーナーになれるというものです。


そうすれば、既に名前が通っている会社の名前を使って
ビジネスができる訳です。


しかし・・・。


しかし、これは危険な落とし穴です。


例えば、この本では最初にオーナーになる為には、
保証金を300万円払い、1年以内に契約を解除する場合は全て本社のものになると書かれています。


つまり、もしハンバーガーの店舗のオーナーになって、経営が上手く行かなくて赤字が続いたとします。
その結果1年以内に契約を解除した場合、300万円はその会社のものという訳です。


結局は自分の所の会社は損をしない(リスクがない)システムになっているということ。

あらゆるリスクを馬鹿なオーナーに負わせるというシステムです。


このシステムが卑劣なのは、
フランチャイズ権を販売する時は、良い事ばかり言って、
そそのかしてオーナーにさせて、上手く行かなかった場合は
「あんたの努力が足りない」とか、「経営方法が良くない」とか言い責任転嫁するということです。


大◯建託もそうですよね。
「税金対策の為に、アパートを建てましょう」と言って、
土地を持ってる人に、借金をさせて糞みたいなボロアパートを建てさせておいて、
結局利益が出るのは、自分たちだけという訳です。


ボロアパートを建てさせられた方は、
借金の利子がかさみ、せっかくの家賃収入も利子返済に回すといった有り様です。


税金対策の為に始めたはずなのに、
多額の借金の為に、銀行に土地を没収される始末です。


結局は、こういう会社と銀行だけが儲かる仕組みになっているので、
注意しましょう。



まあ企業の側から見れば、
これもマーケティング戦略の1つなのです(汚いですが)。


2.まとめ


ということで今回は、
10日程で約600個の商品をネットで売ったアシタカが、
『ファストフードの恐ろしい話』についてお話しました。


日本で一番大手のハンバーガーチェーンの食品衛生の杜撰さよりも、
フランチャイズ権の販売の方が恐ろしい話だと思います。


ハンバーガー店に食品の衛星・栄養面などは最初から何も期待していないから行かないので。
(もう何年も行っていないですね。)
それよりもフランチャイズ権を購入して破産する方が恐ろしいと思います。


あなたもくれぐれも騙されないように。


Sincerely,

Ashitaka

Peace.

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