おすすめ!よしもとばななの『王国』- アシタカの猛読日記(No.3)

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よしもとばななの王国
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1.よしもとばななでおすすめの『王国』


世界一のコピーライター、ゲイリー・ハルバートが、コピーライティングを極める為に、
小説を読むことを推奨しているので、僕も小説をよく読んでいる。


スペインやイタリアでも有名なよしもとばななだが(←平仮名が続いて読みにくい)、
彼女の『王国 その2』について、ビジネスの話も合わせて話そうと思う。


『王国』は、自分らしくイキイキと生きたいと思っているのに、
社会通念が邪魔して中々自分らしく生きられていない人にお勧めする


この本はあなたの心に水を与えてくれるだろう。(←よしもとばなな風の文体 笑)


この小説では、
「都会での生活の中で人々が、
生きているんだか死んでいるんだか分からないような人生を送ってしまっている」と事ある毎に言及されている。


つまり、不感症になっていると。


小説ではこのように語られている:


=================

きっとこの都会には私のような気持ちを抱いている人が、たくさんいるのだ。

仕事は忙しいし、愛する人々もいるのに、何かから切り離されたような中途半端な気持ちで、
生きているのかなんなのかわからない気持ちの中に閉じこめられている。

この、夜をぼうっと覆っている催眠術の中に。

この術の中では、人は永遠に生きるけれど、何も感じない。
感じないまま、なんとなく淋しい感じがして、なんとなくものたりなくて退屈で(中略)

死んだ人も幽霊だが、生きている人も幽霊で……いろいろな生々しさを減らすために、
そんなふうになってしまった人々がきっとここにはたくさんいた。

=================

『ぼうっとする』、『生きている感じがしない』・・・
そう、現代の日本ではそうだが、
人々は「感じなくなっている」のだ。(感受性が低下している


今は日本に僕は返ってきているが、
日本に帰ってきて思ったのは、『笑っている人が少ない』ということだった。
また電車の中ではエネルギーがない人がほとんどだということ。(←半ば死んでいる)


天本英世が言っていたな。
日本人は「死んだ魚の目をしている」と。
(スーパーでパック詰めされた魚の目をしていると。)


なぜ日本人はこんなにも、
こなきじじいが固まったように、不感症になってしまったんだろう?


あなたにも理由を考えてみて欲しい。


それは、新渡戸稲造が『武士道』の中で言っている様に、
武士はいつでも不動心を持ち、喜怒哀楽といった感情を表に出さないようにすべきという
武士道-女性にも武士道は準じて適応される-が日本人の精神性に影響を残しているからだ。


他にも、学校教育だけでなく(静かな生徒の方が教師にとって面倒が少ない)、
電車といった公共の場で、
やれ静かにしなさいといった「お上」の命令の下、人々が盲目的に従っているからである。

右向け右の日本では、
「お上」の命令に従わない人は、自己中心的として一方的に断罪され、弁解の余地はない。

だから、「人目を外国人に比べて気にし過ぎる」日本人は静かにしようとするし、
静かにさせようとする。(何たる悪循環)

それにしても、「お上」が注意する携帯電話での通話に対しては、
人々は怒りを感じ白い目を向けるのに、大抵の場合通常の会話は許容しているのは、
お上が通常の会話については注意していないからに過ぎない。


結局は大抵の日本人は善悪の基準を、「お上」に委ねているだけに過ぎないのだ。



とにかく、
日本人は、自分の感情を表現することを否定する環境(学校・企業等)に生きているので、
なかなか感情の表出ができなくなっている。

(勿論他にも、
・日本人はセロトニン・レセプターが少ないから(?)
・不況により、不安で希望の持てない時代になっている
といった理由があろう)



先にビジネスの話もすると言ったが、
このように不感症になっている人にはなかなかビジネスでの成功は難しい。

ビジネスは人がいてなんぼであり、
そして人がついて行きたいと思うのは、
エネルギーに満ちて、自分らしくイキイキと生きている人物なのだ。


白洲次郎が良い例だと思う

彼はGHQの高官から
従順でない唯一の日本人」と言われたが、もし白洲次郎が、人目を気にした
縮こまった人生を生きている人間だったなら、今の様に人々が尊敬することはなかったに違いない。


誰も付いて行きたいと思わなかっただろう。



さらに、感情が伴っていない人間の言葉は、相手の心に伝わらないし、動かすことはない。

実際に『ユダヤ人大富豪の教え』でも、
「コミュニケーション能力を高めることが、成功への近道なんだよ」
「コミュニケーションの鍵は感情だ」と述べられている。


だからこそ、ビジネスを行う人間にとっては、自分の感受性を取り戻すことが極めて重要になってくる。


では自分の感受性を取り戻す為にはどうすればいいのだろうか?


いくつかの解決策を提示しようと思う。


それらは・・・・・
・環境を変えて、スペインといった感情を表出する国に身を置く

・日本にいても、感情を表出するのが得意な人々の周囲にいるようにする

・本を読んで、日本的な常識から脱却する(エピクテトス、セネカ、エマーソン、ウェイン・ダイヤー等がお勧め)

・自己中になれと言いたいのではないが、他人が自分のことをどう思うのかは、
自分ではコントロールできないものとして、自分がコントロールできるものに集中する

・宇宙の歴史(136億年間)、ヒトの歴史(約600、500万年間)の中で今この瞬間しか生きられないことを知る

・元々道徳も糞もないサル(ラマピテクス)だったことを知る。*

(*)道徳自体を否定はしないが、たかだか現代の日本だけでしか通用しない
道徳を盲目的に信奉すべきではない。例えば、現代のアフリカの一地域だけしか通用しない、
考えを信奉してるアフリカ人がいるとして、彼・彼女のことをどう思うだろうか?
視野が狭いとは思わないだろうか?


勿論、感受性が非常に強い小説家であるよしもとばななの小説を読むことも、
感受性を取り戻せる契機になると思うのでお勧めしたい。

感受性の強い友と一緒にいるのと同じような機能があると思う。

さて、最後に学生時代に読んでいた
茨木のり子さんの詩で締めくくらせてもらう。

ぱさぱさに乾いてゆく心を

ひとのせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを

友人のせいにはするな

しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを

近親のせいにはするな

なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを

暮らしのせいにはするな

そもそもが

ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を

時代のせいにはするな

わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい

自分で守れ


ばかものよ


2.まとめ


ということで今回は
ネットビジネス界でYouTubeチャンネル登録者数トップのアシタカが、
よしもとばななの小説でおすすめの、『王国』についてお話した。

よしもとばななの小説を読むと、心がちょっと軽くなるので、
是非読んでみて欲しい。

P.S.
『王国 その2』に恋愛に関連したこんな箇所がある:

今が今しかないことを感じさせてくれるのが恋愛なんだ
ただ笑った顔が見たい、そんなふうに思うことはきっとなかなかない。

良いね、この儚い感じが。
日本人は古来、もののあはれ/諸行無常という概念があるように儚さを大切にしてきた。

しかし、今では、不感症になり、
「退職金は?」「年金は?」といつまでも生きられるかのように生き、
人間の可死性といった儚さを忘れている。

もはやスペイン人の方が儚さという言葉が、
ピッタリと合っている。

今が今しかないことを感じさせてくれるのが恋愛なんだ
そう、僕もこんな恋をしたことがあるな。

今はどうなの?それは秘密である。(笑)

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