吉本ばななの『哀しい予感』

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哀しい予感
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1.吉本ばななの『哀しい予感』


その古い一軒家は駅からかなり離れた住宅街にあった。」で始まる
吉本ばななの『哀しい予感』の感想・評価を紹介しようと思う。



この『哀しい予感』は『みずうみ』や『TUGUMI』と比べると、
情景描写やアレゴリーというよりは、物語の(場面)展開がメインとなっている。

ヒロインの弥生とおばの関係、弥生と哲生の関係などをめぐる謎が徐々に徐々に
場面展開と共に、解き明かされていく。

つまり、弥生がおばの家から、長野の軽井沢、青森の恐山へと移動していく、
つまり場面が目まぐるしく移動・展開していくダイナミズムがある。

そのダイナミズムの中で徐々に謎が解けていくので、
ページをめくる手が止まらなくなってしまう。


『みずうみ』の場合には、登場人物の発言を通して、吉本ばななの人生観が
多く伝わってくるが、『哀しい予感』の場合には教訓的な台詞は
ほとんどなく、場面展開を通した謎解きがメインになっている。


アレゴリー色が濃い他の小説とは違って、時には、こういう
「次がどうなるの、次はどうなるの」と純粋に場面の展開を楽しめる
『哀しい予感』も面白いと思う。



さて、ここからが重要なポイント

2.哀しい予感のあらすじ


これは・・・父、母、弟の哲生と明るい幸福な中流家庭を持つ、
ヒロイン弥生(やよい)の物語。


幸福そうな家庭だったけど、「私は何かを忘れてしまっている
そんな感覚に弥生は襲われることがあった。


そんなある時、家出好き(?)の弥生は、
家出をして何年かぶりに、変わり者でガサツな「おば」の家に転がり込むことにした。


その時、弥生は「おば」が自分の姉であること、
大好きな自分の「弟」の哲生とは血の繋がりがなかったこと、
父と母が「育ての親」であったことを姉の口から知ることになった。


さてやっと姉を「見つけた」弥生だったけど、
翌日姉は失踪してしまったのだ。

理由も分からずに。


『姉が自分のことを追いかけてきて欲しい』と思っていることを悟った
弥生は「弟」の哲生と共に姉を訪ねて三千里(?)の旅に出ることにした。


旅の中で、弥生と哲生の恋愛関係が深まっていったのだが、
それは姉の思惑通りだったのだ(← やれやれ。お茶目な姉だ)。


軽井沢の別荘にとうとう着いた2人だったが、姉はついさっきまでここにいたようなのに、
もう姿を消してしまっていて、ただこんなメモが残されているだけだった:
「弥生ちゃん、
本当にここまで来てしまいましたか。
旅は愛を深めますね。」

姉の予想通り、弥生と哲生は今までの「姉弟関係」の一線を初めて越えて、
ロマンティックな、少女漫画チックなキスをするまでの関係になった。





でも結局姉は別荘には戻ってこなかった。


弥生はもう一度姉の家に帰って、
姉を待つことにした。

ふっとピアノのある姉の部屋に行ってみると、
2人の実の父が使っていた青森の旅行ガイドブックがピアノの足の下にあった。


「姉はそこにいる!」そう確信を持った弥生は、
急いで青森に向かった。

そこはまさに、2人の両親が交通事故で命を落とした場所だったからだ。

青森の旅の途中で、まるで泉のように、
記憶が蘇ってきた。姉の記憶も、両親の顔も。


そして遂に弥生は姉を見つけ出した。

このようにして姉を訪ねて三千里(?)の旅は終わりを迎え、
これからは弥生は元の「育ての親」の下で、姉は姉の家で・・・
別々の場所ではあるけれど、やっと妹と姉として関係を築いていくのだった。


勿論、血は繋がっていないとは言え、「弟」の哲生との恋には、
問題が待ち受けてるのではあるけれど・・・。

3.まとめ


ということで今回は、
ネットビジネス界でYouTubeチャンネル登録者数がトップの
アシタカが、吉本ばななの『哀しい予感』の感想とあらすじについてお話した。

他のよしもとばななの小説を読んだ僕にとっては、
弥生と哲生が、姉弟関係の一線を越えるシーンが、
妙に、時めき溢れる描写になっていて、意外で面白かった(笑)。

ではまた。

インターネットライフスタイルを送る
アシタカより。


Sincerely,
Ashitaka

Peace.

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