『マリカの永い夜』の感想と名言6選!

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マリカの永い夜
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「飛行機はバリ島を目指して夜の中を飛んでいる」

こう始まる吉本ばななの『マリカの永い夜』*を数年ぶりに読んだので、
書評と名言6選を紹介しようと思う。


(*)後に『マリカのソファー』とタイトルが変更された。

↓で書いた様に、
この小説は吉本ばななの小説の中でも異色だった。

では早速見てみよう。

1.『マリカの永い夜』の書評・感想


舞台は南国バリ。

これは・・・多重人格のマリカと元精神科医のジュンコ先生の物語だ。


この小説は8つのパートに別れていて
1.ジュンコ先生の視点で描かれたパートと
2.「マリカ」の視点で描かれたパート

の2つから構成されていて、面白い。


ジュンコ先生のパートでは、元医者・自由な女性としての”大人の視点”で
バリでの出来事が描かれている。だから表現も大人が書くような文章で書かれている。

それに対して、「マリカ」のパートでは、”子供っぽいマリカ”から見たジュンコ先生や
バリでの出来事が描かれている(子供の視点)。なので、子供が書くような、
短くて稚拙な文章になっている。


この様に・・・物語を語るナレーターや視点を、通常のよしもとばななの
小説のように、「私」一本に固定しない所が新鮮で面白いと思う。



因みに、8つのパート毎の、ナレーターと視点は次のようになっている:

1.先生
2.「マリカ」
3.先生
4.先生
5.先生
6.先生
7.「マリカ」
8.先生

1~8までは、クロ二カリ―にバリでの出来事が展開して行くのだが、
パート4~6では、多重人格の内、本来の「マリカ」ではなく、
「オレンジ」(13歳の男の子)という人格が、表に出ているため
「マリカ」ではなく先生のパートとなっている。


さて、ここからが、面白いポイントだ。

『マリカの永い夜』の印象的な名言・セリフ・表現を紹介しよう。

あなたはどれが気に入っただろうか?


2.名言6選


2-1.ダイヤモンドみたいな光

窓を開けると、まぶしいなんてものではない、ダイヤモンドみたいな光が
中庭に満ちていた。

(中略)
自分から医者という衣服がはがれていくようだった。
ここには何か違う空気がある。むきだしの本物の真実の自分以外はひねりつぶされてしまうような、強く光るものがある。(p31)


だからこそ、マリカの中の人格「オレンジ」は消えてしまったのだろう。

2-2.息をすることすら幸福

バリにいるのが嬉しくて、息をすることすら幸福そうだった。(p42)



2-3.ダイヤモンドのような星


空を見上げた。大粒のダイヤモンドのような光が、真っ黒い闇の空にちりばめられていた。(p50)


大粒のダイヤモンドのように輝く星か・・・
四方八方に輝きを放っているのだろうな。

2-4.バリのプールで泳いでいると・・・


自由な感じがした。羊水のなかにいる、胎児のように。(p57)



2-5.夜のプールで泳いでいると・・・


オレンジ:「気持ちいい、夜の空を泳いでるみたい。」(p75)


2-6.強烈な自然にいると・・・


ここの昼間はいつも、こうして目を閉じていても明るい感じがする。
夜は電気をつけていても暗い。

そんな場所だ。名もかもの力が強い。

それがなんとなく私を、比類なく幸福な気持ちにさせた。
私のなかに、確かにこの生き生きとした空気に応じる光がある。この自然のめぐみを謳歌できる喜びがあふれている。(p100)


スペインのように、
自然が力強く息づいている環境にいると、確かに自分も感化されるな。

サラマンカの高台にあるカブレリッソスでは、夜になると
これ以上ないくらい済んだ空気の中で、星々が、頭上だけじゃなく、空一面に広がっていたなあ。

それを外に出て見るたびに、
『この儚い人生・・一瞬一瞬に命を燃やそう』と思わせてくれた。

3.まとめ


ということで今回は、
ネットビジネス界でYouTubeチャンネル登録者数がトップの
アシタカが吉本ばななの『マリカの永い夜』の書評と名言を紹介した。

夜の空を泳いでいるみたいか・・・
心に残る表現だな。

それにしても、最近よしもとばななの小説をよく読んでいるせいか、
エクアドル産のバナナばかり食っているな(笑)。

ではまた。

Sincerely,

Ashitaka

Peace.

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